マジギレの蛍都さん。



「たくっ…お前は男に無防備過ぎる!!」


「ゴメンなさい・・・」



私はひたすら謝り続ける。



「男はオオカミだ…。今夜…じっくりと俺が教え込んでやる!」



「ええ~っ!?」


蛍都さんは私を抱き締めた。



「俺は乃愛なしでは生きていけない…」


蛍都さんの態度が急変。
甘いヴォイスで私の耳元に囁きかけて、そして耳朶を甘噛み。



「……今からでも行くか?」



「夕食が……!?」



「俺は乃愛を食べるから夕食は要らない」


「!!?」