「・・・まあ~最初からお前は人妻だし~俺には勝ち目は無かった…」



私も身体を起こして、解かれたリボンを結ぶ。



「でも…俺は間宮をスキで居る限り…ツレには戻れない…」



「相庭君!?」




「俺はガッコを辞める…いつかお前の想いに諦めつけた時…またツレになってやるよ」



「・・・」



相庭君の退学の意志は固いみたい。