「マジで間宮って変なヤツだ」



いつも私をバカにする相庭君。



本当に相庭君は私のコトスキなの?



声にして聞きたかった。



相庭君もお茶を飲んでいた。



「……1人って気が楽だけど…イザ…本当に一人となると…寂しいなぁ」



「相庭君!?」


私が両親を突然…亡くした時…味わった孤独を今…相庭君は感じている。



私には相庭君のキモチが手に取るように理解できた。