ちょうど17時でバイトが終るトコだった。



「何で来たんだ?」


「ガッコに来ないから心配で…」



「俺…ガッコやめる…」



「どうして??」


「明星は私立で高いし…俺は此処で働こうかと思ってる…」


「相庭君!?」


ホームセンターから程近い相庭君の家。


「お茶くらいご馳走にするぜ」


「あ、ありがとう」



私は相庭君の家に入った。



1階は花屋の店舗で2階が居住空間になっていた。