蛍の計らいで俺は葬式を行った。



参列者なんて数える程しか居ない。



「今日はどうもありがとうございました…」



最後まで残ってくれた蛍と間宮に俺は頭を下げる。




「・・・何か出来るコトがあれば力に成るぞ…相庭」



「ありがとうございます・・・蛍先生」



「相庭君…気をしっかり持って…私も相庭君のキモチ…痛いほど分かるから」



嗚咽交じりの間宮の声。