「4人でWデートなんてどう?蛍都さん」



「え、あ…別にいいけど・・・相庭来るかな?」



乃愛は木暮と相庭の仲を真剣に取り持とうと思案していた。



相庭のキモチを知っている俺。



多分、コトは順調には進まない。



「さっちんはね…私と蛍都さんのコト…理想のカップルだって羨ましがっていた。だからさっちんにも幸せになって欲しいなあーって」



「そうか…」



理想のカップルか・・・



当の俺たちはそんな風には思ってないけど。