汗ばむくらい暑いのに・・・



身体が勝手に震え始める。



「あ…」



早く…帰って来て!!!蛍都さん・・・

早く!!!



私は心の中で叫び続ける。



「乃愛?どうした??乃愛」



視界に蛍都さんの顔が見える。



私は立ち上がって夢中で蛍都さんにしがみつく。



私がしがみついた拍子に、ボトッとコーンからアイスが落ちた。