「羨ましいよ~乃愛…あんないいお兄ちゃんが居て…」



校内では私たちは兄と妹・・・



女子全員が私に羨望と嫉妬の眼差しを向けていた。



「「おはようございます」」


蛍都さんの前に差し掛かり、私はさっちんと声を揃えて挨拶。


「おはよう~」


蛍都さんは笑顔を交えて挨拶。
他の生徒たちとは同等の扱い。



ウチの中でも見せて欲しい…その優しい笑顔・・・