「笹木先生…お話があります…」




「いいですけど・・・」



俺は笹木先生を職員室から連れ出した。



使用されていない生徒指導室に二人で入る。




「おい!てめえ~乃愛にネクタイピンを渡しただろ?」



「蛍先生?」



笹木先生の目の色が変った。



訝しげに俺を見つめる笹木先生・・・



「コレが本当の俺だ!キレたら…ヤンキーみたいに言葉遣いが荒くなるんだ!前から言おうと思ったが…俺はハッキリ言う…お前が嫌いだ!」



「なっ…!?」