私が気を失っている間に…さっちんに私と蛍都さんは兄と妹ではなく…実は夫婦だってバレちゃった。


でも…さっちんには真実を知ってもらいたかった。



この学園に来て…初めて友達になったのがさっちんだから。


彼女はいつも私にありのままの自分を見せてくれていた。


だから私と蛍都さんの仲を隠しておくのは後ろめたかったと言うか…



さっちんは私を責めたりせず…逆に…私と蛍都さんの仲を祝福してくれた。