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「…え?なんで?」


「あ!やっと来た。」


いつもは第一音楽室の中にいる相楽が廊下で座っていた


「待ってたんだけど?来いよ。」

「???」


相楽は私の腕を強引に引っ張り音楽室の中に入れた



「じゃあ…聴いてろよ?」


私はまだ状況がよくわからないままヴァイオリンの音が心地よく耳に入ってきた