「いいよ。俺は。自分でつけるか
ら」
和貴はそう言うけど…。
「いいから貸して!!つけあいっこ
するのッ!!」
あたしが稼いだお金で
物を買って渡すことは
これから先も無理そうだ。
だからせめて、
和貴にネックレスを
つけるくらい、したい。
そう思ったあたしは、
和貴の手から
ネックレスを奪いとった。
「和貴〜!!しゃがんでよ!!届かな
いよ〜」
「はいはい」
和貴の身長は180ちょっとなのに
対してあたしは、
155あるかないかくらい。
しゃがんでもらわなきゃ、
ネックレスはつけられない。
「はい。できたよ」
「サンキュー」
ネックレスをつけるのは
初めてだったから、
うまくできるか心配だったけど、
なんとかうまくできた。
よかった…。

