「寒いぃ〜…」 「遊びすぎ」 「風邪引くぅ〜」 ―――結局―… あれから3時間近く、 ずっと海で遊んでいた零。 ―――案の定、 すっかり体が冷えきり、 すごく寒そうだ。 「ほら。風呂行くぞ」 「ん〜…」 風呂にお湯はっといてもらって、 正解だったな…。 そう思いながら俺たちは、 早乙女財閥の別荘に入った。