8月上旬。
今年の夏は異常に暑かった。
夜なんて暑すぎて寝れないくらい。
そして毎日部活がある中…。
今日は休み。
なぜなら、待ちに待った…
林間学校!!
だからだ。
初めてみる皆の私服。
皆、出発式なんだけど、久しぶりに会えてしかも今から離れたところへ行くって事でテンションが上がっている。
私は、中川を探した。
…あ、いた。
すぐ見つけられる。
私服、いい。
白いTシャツにズボンはジーンズ。
無難。
普通。
でも私にとっては普段と違うってだけで最高に特別だった。
ヤバいなぁ。
キュンキュンだなぁ。
そうだ。
今日から、私の勝負の時でもあるんだ。
林間学校の間に、言うんだ。
「好き」って…。
実は、今日までに
少しだけアピールした。
試合の前に、ドキドキしながらも
「頑張って」
って言えたし。
その次の日、
「試合お疲れさま。かっこよかったよ」
って書いた手紙、恥ずかしかったけど渡したし。
もう、好きってばれてそう…。
気づいてるのかな。
何だか、前より…
目が、合わない。
意識してるってことかな?
…うん、そういうことにしよう。
じっと見ていると、チラッと目が合った。
でもすぐ逸らされた。
私も逸らした。
私は、恥ずかしかったから。
中川は、なんで逸らしたんだろ。
