そして7月中旬。
もうすぐ夏休み。
梅雨明けして、じめじめした感じは減ったが、日差しはどんどん強くなる。
そして私はまだ言えずにいる。
もう、夏休みになっちゃうよ…。
「優音っ!」
「はいぃ!?」
「いつになったら言うのよ〜!」
由香は私を急かす。
いやしかし、怒ってる由香も可愛い。
それならもういっそずっと言わずに…。
って、私変態…。
「優音っ!聞いてるの?」
「はいぃ…」
「もぉ〜。私たちもうすぐ1ヶ月なのに…」
そう。由香たちは、もうすぐ1ヶ月記念日。
それなのに、まだ一度もデートに行けていない。
水城くんはバスケ部で忙しいし、由香は、部活は入ってないけどケータイを持っておらず、お互い予定を決められなかった。
だから、尚更私がダブルデートに行くために告白しなくてはいけないのだ。
「水城くん部活で、一緒に帰れないし…。最近会話もしてないよ」
「でも…あたし自信無くなってきたよ」
「優音なら大丈夫だよ。可愛いし!だから早くコクって」
自分勝手。
「分かった分かった」
でも許しちゃう私って…。
