どうしたらいいか分かんない・・・


不安で怖い...


ずっと1人だったから・・慣れてたつもりになってた、「1人だけで抱え込むっていう状況」を



――こんな自分...死んじゃえばいいのに。



そっと心に呟いて、自分の足元に視線を移した。




何もできないでいる――足って

・・・こんなに醜いんだ...。




「よーし、それなら教卓の前の3列目だ。一番前だぞ~」


どうやら優心の席は決まったみたいだった。



何故か安心する...何でだろう・・・?



聞きたい事、言いたい事...山ほどあるのに・・・


入ってしまったら抜けられない迷路みたいに、奥に入れば入るほど、自分が知らない―真実―を見るのが怖いだけなの?




・・・・何だそれ...


・・・それって...


ただ

「逃げてる」だけじゃん...