真理子の人生

私は、私を犯した男達をどうしてやろうか考えた。

(どのような罰を与えようか)

裁判官の気分である。

しかしだ、私にも過失がなかっただろうか。

ありまくりである。

まず、男三人女一人の状態で、一人で酒を飲みまくってしまった。

これは、大いなる過失である。

さらに、王様ゲームを拒むことなくやっている。

こんな馬鹿なゲームをやっている以上、私にも責任があると言わざるを得ない。

だいいち、三好なる男は見た目から怪しいのである。

そう考えると、私も悪いのだ。

いや、私が悪いのだ。

かと言って、執行猶予をつけてやるのも嫌だ。

どのような罰をくだそうか、まだ答えはでない。