真理子の人生

手コキ事件から数日後、ナンバーワン嬢早紀様が

「今日、店終わったらご飯食べいこーよ」

と私を誘ってくれた。

とても嬉しいのだが、紗弥加様がいるので私は自由に遊びにいけない。

私は早紀ちゃんに

「紗弥加さんも誘っていい?」

と頼んだ。

その日、店が終わって三人で焼き肉屋に行った。

この時点で私は既に店においてはナンバースリーだった。

ナンバーワン・ツー・スリーの集まる焼き肉屋である。

それにしても、早紀ちゃんはかわいい。

紗弥加さんが会話や容姿で仕事をしているのに対して、彼女は天然のかわいさだけで仕事をしていた。

このかわいさは男なら間違いなくはまる。

背は小さいがおっぱいが大きくマシュマロのように柔らかそうだ。

女の子どうしだから簡単に触れるのだが、紗弥加さんがいるので無理だ。

というか、紗弥加さんも触りたいと思っているはずだ。

会話は結構もりあがった。

早紀ちゃんは実は高校生であることを私と紗弥加さんに暴露した。

それに対して、私は中学生であることを早紀ちゃんに暴露した。

負けじと、紗弥加さんも大学生であることを暴露したが、それはみんな知っていた。

焼き肉をおいしく頂いて、早紀ちゃんはタクシーに乗って帰っていった。

私は紗弥加さんと二人で歩きながら帰った。

そこで、紗弥加理論なるものを聞かされたのだ。