母さんからだった。
「もしもし？母さん」
『あ、美咲？あの・・・実はね、母さん・・今日も夜勤になちゃったの！紗奈も野外学習だし・・・だから今日も碓氷君の家に泊めてもらって？』
「え？ちょ、母さん！？」
『もう、碓氷君には話してあるから！じゃあ、そういうことで』
ツーツーという音が、私の耳に響いている。
「そういう事だから、今日もお泊まりだよ♪」
「お前・・・最初から・・・！！」
「さぁね～これ食べたら、プレゼント買いに行こっか？」
「～～～～碓氷のアホーーー！！！」
今回の私の誕生日は、一生忘れられない思い出となった。
