「ごめん・・・鮎沢」 そう思ったのは、1年前。 家からイギリスに行くように、命じられた。 抵抗する間もなかった。 そして、何より鮎沢に伝えられなかった。 家は、鮎沢の事を知らされていて、お互いに連絡できないようにされた。 それから、月日が流れ、4月27日。 その日は、俺の誕生日だった。 鮎沢の誕生日の時に、鮎沢が祝ってくれると言ってくれた。 あの時はすごく嬉しかった。 でも、そんな誕生日がこうなるなんて思ってもいなかった。