契約結婚







バンッ


拓磨の車に乗り込んだ



拓磨と久しぶりに2人きりだ

緊張する


そうどきどきしながら隣を盗み見ると

余裕な顔をした拓磨



私の視線に気づいたのか


「そんなにじろじろ見るな」


「え?」



「…ただでさえ我慢してるのに」


「我慢…?」



ちょうど赤信号になり

私のほうを向き


ちゅ…

と軽くキスをした


「抑えが効かなくなるだろ…余裕ないのに」


そう言って青信号になり車を再び発車させた




拓磨も余裕ないんだ


キスとその思いがけない言葉に

いっそうどきどきしていた