教室から出たら奏ちゃんがしゃがんで泣いてた。 『なんで…なんでなんだよ…』 何度も呟きながら…。 奏ちゃんが涙を流す原因なんてないでしょ?アタシが悪いんだから… アタシは美樹に慰めてもらうべく、奏ちゃんが居ない方の階段へと向かい4階に降りていった。