そして元祖アキナは何処か隅っこで俺を観察して笑ってんじゃないか、そうに違いない、…そうであって欲しい

空「アキーッ!!この空様が買ってきた新発売のお菓子食べるー!?」

ア「うん!たべる~!!」

あれ、聞き覚えのある声が聞こえる。空もあっち側の人間なんだ。おいおい早くもピーンチ。どうしてくれんだよ、たった一つだけの手掛かりになりそうな重要情報網があっさりバッサリ。何か肩が不思議と重いや、想いがあった分反動も倍だな。

とっととアキナを自問にかけるとしますか。でも何をまず聞こう、想像するだけで立ち位置がみっともない高校生がバカな小学生に説教している気分になる。もっときれいな方法は無いものか…

考えてる暇はなさそうだ、メシを誘って屋上で食うことにしよう。自然だかなりの自然だ。サバンナぐらい大自然。昼休みぐらい有効活用しないとね!

宗「おい、アキナ一緒にメシ食おう。」

ア「ぅん、わかった」

やけにすんなりだな、男と女が二人でご飯を食べるってこと、意味解ってんのかな~?俺はしらん。