次の日の朝

ア「おきろー!!」
町中に滞るようなデカい声が俺の耳を突っついていた。朝っぱらから怒鳴る奴がいた。

その声が耳に迷い込んでも、俺は断固たる拒否を続けた、頑なにセールスマンを拒否する主婦のように。

さむっ、一瞬で俺の体温は奪われ、ベッドがアイスバーン化した。

布団は引ったくられた、あの素早い動きはどうやっても無理だろうと誰もがうなずくくらい早かった。

ア「あんたねぇ、ちこくしたぃの?きのう、やすみだったからって、おそくまでおきてたでしょ、このエッチ」

宗「おい、エッチは関係ないだろ。」

と俺は、ボケに対して普通にツッコムキャラであった。

宗「…ってどちら様でしょう…?」

何だ、いつものあいつじゃないだ?どうして俺の目の前に小さな女の子がいるんだ、しかも児童。


宗「これはきっと夢、悪夢、とうとう俺の夢に小学生が出るようになったかー、」

ア「だれがしょうがくせいよ!それにねるな~!!」

何か殴られた、ポカポカ頭に数発、だが痛くないので就寝した、これは夢だ。

ア「もういぃ、すきにすればぃいわ」