「なんだよ。さっそく浮気か!?」

ククッと笑いながら言う大樹。

「ちーがーうー」

俺は必死に否定した。浮気なんてしねぇし
第一相手は夕暮さんと來。無理にきまってらぁw

「じゃぁ。なんで?」

今度は是永が聞いてきた

「來と話したいことあっから」

「ふぅ~ん」

「それなら。私は大丈夫!」

夕暮さんはニコっと笑った
「ごめんね」

「うぅん平気だよっ」

夕暮さんが笑顔だから俺もつられて笑顔になる

「あ。でも帰ったらメールして」

イチゴ見たいに真っ赤になりながら照れくさそうに笑う

「ん。おっけ」

夕暮さんの連絡先はこないだ入手した。

まだメール送ってないけど。

「じゃ。私遅くなりすぎると行けないから帰るね」

後ろ向きに手を振る夕暮さんの腕をつかんだ

「やっぱ送ってく」

「ぇ...うちそこなんだけどな」

そう言って指さしたほうに目を向けると
夕暮 って書いてある表札が目に入った

「ちかっ」

大樹がそう言って笑った

「ほんとだw」

つられて俺と是永も笑った