なんでもない

結局職員室の前まで一緒に行った。

そのまま私だけ中に入り鍵を担任の若山先生に渡す。


「お。ご苦労。
そろそろ呼びに行こうかと思ったてたんだ。」

なんだ。
それならわざわざ職員室まで来なくてよかったのに。


あんな理不尽な事に巻き込まれずにすんだのに…


きっと今日の出来事はいつか夢に絶対出てくるだろう。

「あ。そうだ、梅本。野口来なかったか?」

ギクッ


なぜ?何も言ってないよ?私。


まさか読心術!?

くそう。やるな若山!!


「見てません!!」

「何怒ってんだよ。

まぁいいけど、あいつバイクの鍵を忘れてったと思うんだよね。

ったく免許とったらダメだって何回も言ってたのに…」