なんでもない

「梅本はどこいくの?」

「鍵をかえしにいくの。」

「まだ返さなくていいよ。
だから降りてきて。」

なんですって!?

降りてこいですって!!


「私はもう返したいんだけど。」

「そうなの?
でも俺がまだ教室いきたいんだよね。

じゃあ降りてこなくていいから鍵投げて。
返しに行くの面倒だし取りに行くのも面倒だし鍵投げてそこで待ってて」



つまりパシリですね。


「うん。」

あっ声に出てたみたい。
でもまさかこんな笑顔で爽やかに肯定されるとは思ってなかったよ。