「いやいやいやいや!」
不審者は鼻メガネのまま手を横に振る。
「これ外したら、俺の封印されとる力が解き放たれてしまうねん!」
「何だそりゃ!どこのファンタジーだ!」
「この鼻メガネは千年前に世界を救うた勇者がやね…」
「勇者は封印するのに鼻メガネなんて使わん!」
「何言うてんねん!由緒正しい『伝説の鼻メガネ』やぞ?」
「そんな伝説語り継ぐ方が恥ずかしいわ!」
こんな訳の分からない言い訳に付き合っている暇はない。
「いいからこっちに来い!風紀委員室で取り調べてやる!」
無理矢理に連れて行こうとする風紀委員を。
「ナンデヤネンッッ!」
「ぐはあっ!」
不審者は胸元へのツッコミで気絶させる。
「く…しゃあなかったとはいえ…」
不審者は鼻メガネを外し、碧眼のカラーコンタクトをつけた瞳を覗かせた。
「『殺人ツッコミ』を使うた俺を許してや、堪忍やで」
不審者は鼻メガネのまま手を横に振る。
「これ外したら、俺の封印されとる力が解き放たれてしまうねん!」
「何だそりゃ!どこのファンタジーだ!」
「この鼻メガネは千年前に世界を救うた勇者がやね…」
「勇者は封印するのに鼻メガネなんて使わん!」
「何言うてんねん!由緒正しい『伝説の鼻メガネ』やぞ?」
「そんな伝説語り継ぐ方が恥ずかしいわ!」
こんな訳の分からない言い訳に付き合っている暇はない。
「いいからこっちに来い!風紀委員室で取り調べてやる!」
無理矢理に連れて行こうとする風紀委員を。
「ナンデヤネンッッ!」
「ぐはあっ!」
不審者は胸元へのツッコミで気絶させる。
「く…しゃあなかったとはいえ…」
不審者は鼻メガネを外し、碧眼のカラーコンタクトをつけた瞳を覗かせた。
「『殺人ツッコミ』を使うた俺を許してや、堪忍やで」


