天神学園高等部の奇怪な面々Ⅶ

冬月のいいバッティングで生徒達の集団に落下した溝出。

シャレコウベが飛んで来たのだ。

「うわぁああぁっ!骨ぇえぇぇっ!」

「しかも喋るしっ!」

「ヒャッハァ自重っ!」

当然蜘蛛の子を散らすように逃げる生徒達。

溝出としては、逃げてくれる方が妖怪的に萌えるし燃える。

「俺様を恐れるとは見所あるじゃねぇかてめぇら!オラァッ、食うぜ呪うぜとり憑くぜぇっ!」

生徒(主に可愛い女子生徒中心)に追い掛け回す溝出。

アタフタしている女子生徒に近づこうとする。

ああ、危ない、その子は…。

「来ないでぇっ!」

「ヒャッハァアァアァァアァッ!」

天使のDNA持ってるから天候操作して落雷を溝出にお見舞いできるんですけど。