「せやったらアレやな…もうゴッツイのやったるしかあらへんな…俺知らんでぇ?絶対泣いてまうで?オッチャン本気になったら、ものごっつ怖いさかいな」

訳の分からん事を口走った後。

「ほなら行くで!」

校舎の中心で愛を叫ぶ。

チャーリーは両手を高々と掲げ、天を仰いだ!

「校舎半壊事件の時に除霊された幽霊のみんな!オラに…いやいや『オラ』て…俺にちょっとずつ元気分けてんか!いやいや、ちょっとでええねん!これ乗り切ったら会社倒産せずに済むから!経営立て直して、纏まった金入ったら絶対返すさかいに!今何とかせんかったら、社員全員路頭に迷うねん!社員だけは何とかしてやりたいねん!」

…何だか切ない零細企業の社長のような台詞を口にしつつ、全身に力を込めると。

「んんんんんんんっ、キタキターッ!キクーーーッッ!」

凄まじい閃光が、チャーリーの体を包んだ!