それから、俺たちはかなり話した。

そこで、赤組全員に応援を
少しだけ手伝ってもらう計画を立てた。

『おはよう♪』

『はよっ。てか、美琴?!』

『え?うん。』

『何で美琴ちゃんがこんな早い時間に?』

俺の言いたかった台詞を
宗太がかわりにいった。

『パネルの場所取り。
場所とられたら、
せっかくの絵が台無しになるから。
一番いい場所とりにきたんだよ。』

『そっか。ご苦労様。』

『ありがとう。
大地くんと宗太くんこそ
早い時間からご苦労様。』

『おう。』

『大地くんと宗太くんに
頼みたいことがあるんだけど・・・。
 コレ、運びたいんだけど、
手伝ってくれる?』

『おう。喜んで!』

『ありがとう。』

『これで、他の色の奴らに
場所をとられずに済むな。』

『うん。』