『そんなデカイ声だすなよ。』

『大丈夫だ。美琴も
 お前がダンス踊れねぇこと知ってっから。』

宗太にそう言われ。

そういえば、最初は美琴も

応援団の練習いたんだったって思った。

『宗太。俺、体育祭が成功したら。
 美琴に告ってみる。』

『やっとその気になったのか?』

『あぁ。』

もしかしたら、振られるかも知れない。

体育祭を俺の最高の舞台にしてやろう。

でも、その前に・・・ダンス覚えないとな。