アンバランス~不実な俺様部長の甘い誘惑~

「・・・お前と同じコトだ…」



「!!?私は何も…」


「・・・俺がストライクとったら…付き合え…外したら諦める」


俺は千紘に公言して立ち上がって、靴の貸し出しカウンターに行った。
自分のボールを選ぶ。



「私…そんな賭けに乗らないから~」


千紘が俺のそばに来て、言い放つ。


「乗れよ!!部長命令だ!!」


「・・・部長命令って何よ??」


「まあ~見とけ」


俺は久しぶりにボーリングをプレイ。



「!!!?」


ーーーストライクは取れなかった!!?