藤ヶ谷部長が怒るとかなり怖いらしい。



「怖かったです・・・」



女性にも容赦はなかった。
留維は女を敵に回すと…怖いコトが理解出来ていない。



私は梶本さんを励ます為…ランチは食堂ではなく外で食べようと誘う。



留維に怒られて余韻がまだ冷めてないのか…梶本さんは全く食事に手をつけなかった。



「そんなに怖かったの??」


「はい・・・私が悪いんですけど」



「・・・」


上に立って皆を扱うなら鞭ばかり…振ってないで…飴もあげないと。


もともと外部の人間だし…


このまま孤立しないかとーーー心配だった。