「それに…藤ヶ谷部長…なかなかのイケメンです♪」



「・・・」



このアットホームな会社の雰囲気にミスマッチな留維。



だって彼は俺様で強引だから。
それが彼の魅力なんだけど・・・



留維のコトを考えるとあの夜のコトを思い出す。



ケモノに豹変した留維に翻弄された甘い夜。






妙なコトを考えてしまい…自然と身体があの時の感覚を求め、下半身が疼く。



「主任…どうしました?顔…紅いですよ~」



「別に何も…」


私は内心動揺していたが、平静を装い、口許に笑みを浮かべて誤魔化した。