留維は留奈の部屋に。



千紘はお茶と手作りのおはぎをワゴンで運び、二人の居る留奈の部屋に急ぐ。




(二人して何してるのかな!?)

そんな思いを巡らす千紘。
その後…驚愕の言葉を耳にするコトはまだ知る由もない・・・

「!?」


「パパ…先にいったらダメ!!私…まだいってないのに・・・」



ドア越しに聞こえてくるのは留奈の叫び声。
いつになく声が大きい。



「そんなコト言っても…いったもんはしょうがないだろ!!たくっ」



留維も留奈に大声で言い返す。