アンバランス~不実な俺様部長の甘い誘惑~

奏太は俺の屋敷に秘書として出入りしていた。


秘書ならごく当たり前のコト。




俺と里香は結婚したけど。




新婚なのに全く…甘い雰囲気などなかった。



極度の人間不信で人を愛する余裕なんてない俺が結婚なんて…
それ自体が間違いだった。



だけど、里香は違ったーーー・・・



俺に必死に尽くそうとした。



そんな里香をウザイとしか思ってなかった俺。

家には帰らず…何人もの愛人の部屋を毎晩、泊まり歩いた。