そして俺は奏太のデザインした服でデザイナーデビュー。


母さんの直感通り…その服は売れた。


俺は新人デザイナーとして華やかなデビューを飾る。
友人の奏太の盗作…

余りいい気はしなかった。



その矢先ーーー・・・


『クロノス』は倒産。


自分たちの都合しか考えない両親は俺を残して心中してしまった。



奏太は周囲から消えてゆく連中とは裏腹に…失意のどん底に居た…俺を励まし続けた。



俺の許婚だった『(株)久保紡績』の久保社長の令嬢里香。


俺は彼女と結婚。


俺には副社長のポストが与えられた。
誰も信用出来なくなった俺は強引に奏太を自分の秘書に。



それが間違いだったーーー・・・