留維な私に背中を向けた。



そして、無視して、またデザインを描き始める。



「…留維は…私の身体が目当てだったってコト?」


「そう言えば諦めるのか?俺のコト」


「留・・・維!?」


「そうだ。お前の身体が目当てだった。お前だって最初から俺がどんな男か分かっていただろ?泣きすがるお前を捨てた男だ!!」



振り返って、私に残酷な程、冷たい瞳を向ける留維。
その声も冷淡だった。