アンバランス~不実な俺様部長の甘い誘惑~

「それはダメ!!」


留奈ちゃんは慌てて私からワンピースを取り上げた。



「誰かにやられたの?留奈ちゃん・・・」


「久しぶりに…パパが…私の為に…ヒック…」



泣きじゃくる留奈ちゃん・・・



「奈々ちゃんが……ヒック…ヒック・・・」


嗚咽を混じらせて留奈ちゃんは私にお話をしてくれた。


私は親身に留奈ちゃんの話に耳を傾ける。