アンバランス~不実な俺様部長の甘い誘惑~

話の続きは浴槽の中で。



「留奈ちゃん…ガッコ楽しい?お友達は何人??」



ガッコの話になると…口数が少ない留奈ちゃん。
やっぱりガッコで何かあったんだーーー・・・


疑いがリアルになって来た。



「この間…パパの作った…ドレスでお誕生パーティに行ったんだよね…楽しかったでしょ?」


「・・・」



留奈ちゃんは俯いて、泣き始めた。
涙が湯船の中に零れ落ちる。


パーティで何かあったのかな!?



「ゴメンゴメン…もう聞かないコトにする…」
私はギュッと留奈ちゃんを抱き締めた。