「いじめとか…」



「いじめ?でも留奈の通う…ガッコは都内でも有名な私立小だぞ!そんな…いじめなんて・・・」



「オトナの世界にだっていじめはあるんだから…100パーないとは言い切れない!!」



「・・・千紘…マジでお前…強くなったな~」



留維はぽんぽんと私の肩を軽く叩く。



「逆に留維はへタレになったね~」


「うるせぇ~」


向きに怒る留維。



「なぁ~お前が…留奈から聞き出してくれないか?」


「いいけど・・・」