今日も遅くまで…残業。


私と留維は一緒に退社。
空は闇に包まれていた。

「はぁー」


留維は肩を落として深い溜息。


「疲れた?」


「違う…留奈が最近…ガッコに行かないんだ…」


「理由は?」


「分からない…なんせ・・・…ともかく『行きたくない』と駄々を捏ねるんだ…だから言ってやった…『高い学費を払って行かせてるんだ!!ちゃんと行け!!そうしないとパパはお前を嫌いになる』って」


「行ったの?」



「今日は行ったよ…毎日…この手でいこうかと 考えてる…」