アンバランス~不実な俺様部長の甘い誘惑~

私は留維を見つめて、深いため息。



「私がランチ奢るから…外に行くわよ!!留維」



「ゴメン…千紘…金は身体で返す」



娘に贅沢させたい親心は分かるけどーーー・・・
一から十まで面倒見ないといけないワケ?


何だか頭痛がして来た。


二人で来たのは安い定食屋。
私は唐揚げ定食。
留維は親子丼定食。



「食べないのか?唐揚げ」



「食べてもいいわよ~」


「頂きます!!」


留維は私の唐揚げを箸で奪い、美味そうに口に運んだ。