留維は私のデスクに書類を置いてきた。



「これ…コピーして来て」


「はい」


私は立ち上がって…コピー機に向かう。



「一部でいいですか?部長」


「うん」



留維はコピー機の前に立つ私の後ろに立って来た。
一抹の不安が過ぎる。


「何ですか?部長」


肩越しに振り返る私。

そのまま留維は不敵な笑みを浮かべて、唇を重ねて来た。