12年前…『私は留維と別れない!』


千紘は俺との別れを全身で拒んだ。
俺の想いを必死にぶつけて、俺に力いっぱい抱きついてきた千紘。



俺はそんな千紘を冷たくあしらい、捨てた。



何て…身勝手な男だと今は後悔する。



俺は愛しくキモチを込めて…千紘に何度もキスを落とす。



舌を絡めて…激しくなるキスーーー・・・


オフィスで不謹慎だと思いながらも止まらないキス。
溢れる千紘への想い。



額を合わせて、鼻を擦らせて…見つめ合う。