「元カレを庇うのも分かるけど…藤ヶ谷部長は所詮、外の人間…。結果をキチンと出さなければ…蓮社長だって黙ってない…」



「あなたね・・・私よりも下のクセして…偉そうに言わないで!!」


家田君とマジで喧嘩を始めた。



「二人して…何を言い合っている!!?」



遠目で見ていた大牟田課長が仲介に入って来た。




「今は仕事中だ…私語は慎め!!!」



「「申し訳ありません・・・」」



私は家田君と声を揃えた。



「安西…部長にこの書類を持っていってくれ」


「はい」