天然甘々溺愛症候群

「李世?行かないの?」

そんな俺に気づいた皐月さんがエレベーターの
ドアを閉まらないように止めてそう言った。

「行く。」

俺は皐月さんの腕を引っ張り人ががいないところまで
連れて行った。そして壁に追い詰めて両手で逃げれないようにした。

「李・・世・・・?」

「皐月さん。好きな人って誰?」

自分の声とは思えないほど低い声で喋った。

「え?」

「好きな人いたのに俺のこと振り回してたの??」

「李世?」

「俺、皐月さんのこと好きなのに・・・告る前に失恋て・・・」

「はぃ?」

「俺かっこわりぃ・・・。」

「李世くん何を言ってるの?」

「だから!」

つい大きな声で言ってしまった。

「皐月さんが好き」

小さい声でそう呟いた。