天然甘々溺愛症候群

「いや。ぼ~っとしてたんで」

気がつけば門のところまできていた。

「大丈夫だよっっ」

「あの、駅前にできた新しいドーナツ屋さん行ってみたいんですけどどうですか?」

「ドーナツ!?」

私はドーナツという甘い言葉に気をひかれた

「ナホさん好きなんだ」

あはは と笑う風葉くんにちょっと

ドキン

とした。
だめだめ。私が好きなのはふわ君!
ふわ君と付き合ったなんて奇跡みたいなもんなんだから~
しっかりしろ!私!

「ナホさん??」

「ほぇ・・・?」

うわぁ~私またスリップしてたよぉ~
恥ずかしい・・・。

「なんか、あったんですか?」

「え?よくわかったねぇ~すごい」

「あはは。で、なにがあったんですか?」

「あのね、好きだった人に告白されて付き合うことになったの」

私はちょっと俯きながら言った。
きっと顔真っ赤だ~

でも風葉くんはなぜか固まってしまった

「風葉くん?」

「え、あ。あ~そう・・・ですか・・・。」

「??」

「と、とりあえず行きましょうか」

「あ、ドーナツのこと忘れてた~レッツゴ~♪」


テンション高めな私と

テンション低めな風葉くん。

気分はどうあれドーナツ食べたいよ~