「あっ、水瀬、ちょっと俺トイレ行ってきていいか?」

『うん。』

「これ持って先に行っててくれ。」

『うん。』

「ごめんな。」

『ううん。じゃあ先行ってるね!』

「あぁ。」


私は再び歩き出した。
















『ジュース買ってき……えっ!?』


私が戻って見た光景は、竜と美優が抱き合っているところだった。